インメルマン・ダンス

主に嫌いな物や腹立つ物について書いていきます。

太鼓の達人とかいう一番有名な音ゲーのくせに他の音ゲーと違いすぎるゲームの話

どうも。

コンビニにVtuberの尾丸ポルカのコラボグッズが置いてあって、友達に「このキャラ誰?」って聞かれた時に、

本当はpixivでエロ絵見た事あるから知ってたけどなんとなく正解を答えるのが恥ずかしくて、

「幾千銭 歯豆(いくせんぜに はまめ)だよ」って答えました。DESUGAです。

尾丸ポルカさんのファンの方にはごめんなさい。でもこの程度で怒るんならお前の方がおかしいからな。聞いてんのかオイ。オイ!!!!!!!

 

さて本題に入るが、皆さんは『太鼓の達人』というゲームをご存知だろうか。

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リズムに合わせて太鼓を叩いて遊ぶ、ゲームセンターや家庭用ゲームでお馴染みのゲームだ。

ジャンルとしては『音ゲー』にあたる。

 

何かの間違いでこのブログに辿り着いた皆さんは、多分僕と同じようなオタクが多いと思うが、音ゲーをやっていないオタクにとっては、あまりイメージの良くないゲームジャンルかもしれない。

音ゲー自体が悪いというよりは、民度の話。今ではそんなに目立った事件が起こることは少ないが、その昔、ツイッターでは音ゲーマーの問題行動などがちょくちょく話題になっていた。

他に並んでいる人がいるにも関わらず、数名のグループでプレイを回す『回しプレイ』が取り沙汰されたりとか、音ゲーマーのキセル乗車が炎上したりとか。

 

今回の話は、そういった音ゲーマーの民度の低さみたいな話とは関係なく、それよりももっと根源的な話をするつもりなので、読者の皆様においては一旦そういう音ゲーに対する偏見を捨て去ってからこの先を読んでほしい。

偏見捨てたか?

本当に捨てたか? 嘘つくなよ、まだ偏見持ってんだろ!! ゲーセンの音ゲーコーナーはクセの強い混ぜそばみたいな臭いがするとか思ってんだろ!?

音ゲーマーの住んでる部屋で育てられる植物は唯一ラフレシアしかない(他の植物は全て『壊死』してしまうので)とか思ってんだろ!?

俺嘘つく奴一番嫌いなの!!捨てろっつってんだろ偏見!!なぁ!!お前の手を生命線をキリトリ線として一思いに引き裂いたろか!?!?!?オイ!!!!!!!!!!!

 

さて、ここまで言えば皆さんの音ゲーに関する偏見は消え去ったと言っていいだろう。

よかったね音ゲーマー。もう出てきていいよ。怖くないよ。風呂には入れよ。

 

本題、太鼓の達人についての話に戻ろう。

本記事で論じたいことはただひとつ、タイトルにもある通り、太鼓の達人という日本一有名な音ゲーが、他の音ゲーと違いすぎる、唯一無二で異様すぎるということだ。

皆さんは、太鼓の達人以外の音ゲーをご存知だろうか。

 

https://youtu.be/qY85qOKVW8U

https://youtu.be/Uy6cHgqvXPY

https://youtu.be/L0dEKeHyZBo

 

あまりよく知らないという方は、上に挙げた動画を少し開いて見てもらいたい。

『maimai』、『ポップンミュージック』、『プロジェクトセカイ』。いずれも、2022年現在ゲームセンターにて現役稼働している人気音ゲーや、セルラン上位人気を誇るスマホ向け音ゲーである。

いずれも、『リズムに合わせて』『判定バーと重なったタイミングで』『普通に押すなり長押しなりスライドなり、指定された押し方でボタンを押す』という基本的な部分は変わらない。

 

そして、こちらが太鼓の達人の動画。

難易度は『むずかしい』である。

 

https://youtu.be/r1YrniSg7p8

 

一応、音ゲーに詳しい友人に聞いたりして、どの動画も大体同じくらいの難易度帯に揃えたのだが。

太鼓の達人の『分からなさ』が異常なのは、僕だけだろうか?

マジで全然分からない。なんで「引きこもり絶対ジャスティス」が「ドンドコドンドドンカドン」になるんだよ。ざけんじゃねぇ。

いや、全然分からないというのは言い過ぎかもしれない。実際、プレイ動画を見れば、しっくりくるのだ。「引きこもり絶対ジャスティス」を「ドンドコドンドドンカドン」と叩いている様はとても気持ちいいのだ。

 

ただ、プレイ中はマジで全然全くホントにガチで分からない。

他の音ゲーは、ノーツの流れるレーンが複数あったり、プロセカのように画面下の長い判定バーに向かって左右に振っていたり、けっこう直感的に「あぁ、ここは右手で、ここは左手で押せばいいんだな」というのが分かるようになっている。

太鼓の達人は?

判定箇所はひとつ。当然レーンもひとつ。

他の音ゲーが、『右、左、右』と降ってきてくれるところを、太鼓の達人は『ドコドン』と赤いドンのマークが3連続で流れてくるだけ。どう叩けばいいかが直感的に分かりにくいのである。

 

「いやwww普通に考えれば『ドコドン』は右手左手右手の順番で叩けばいいって分かるだろwww頭悪いんか??wwwwww」

とか思っているエアプ野郎がいることだろう。

自〇しろ。お前が〇ねば世界はきっと少しだけ良くなる。

そりゃ、『ドコドン』単体が流れてきてくれるんなら、判定箇所に来るまでの間に脳で「こう叩けばいいんだな」と処理することは容易い。

しかし実際は、『ドコドン、ドカカッ、ドドカカドンドン』みたいに、脳みそで一個一個処理しないといけないのが連続で流れてくるのだ。

 

マジで明確に『運動神経』が必要なのである。

これが太鼓の達人という音ゲーの、他の音ゲーと比べて異質なところであり、魅力でもある。

初見で「なんだこれ!?」と思った箇所が、もう一度やると「なるほど、こう叩けばいいのか」と納得出来たりして、上手く叩けると気持ちいい。

お手軽に成功体験が得られる。本来成功体験を積まなければならない学生時代に教室の隅っこで絵を描いていた僕みたいな陰キャにはクリティカルヒットするのだ。

 

ゲームには大きく分けると2種類がある。それは『明確な結末、或いは区切りが用意されているもの』と『そうでないもの』。

音ゲーは後者に入るが、始めたての時の最終目標は、「最高難易度をクリアできるようになりたい」だと思う。

太鼓の達人では、『かんたん』『ふつう』『むずかしい』『おに』(おに裏とかいうのもあるらしい)といった難易度設定の譜面がそれぞれの曲に用意されており、今僕は『むずかしい』に悪戦苦闘しながらも結構楽しんでいる。

しかし、いずれは『おに』の譜面も楽しめるようになりたいなぁと思っているわけで、そこで今回話したようなめちゃくちゃ運動神経を要求されるゲーム性が壁となってくるというわけ。

 

先ほど、このゲームの難易度は『かんたん』から『おに』まであると言ったが、『おに』の中でも易しいものと難しいものがあり、それらを細かく分けるために星7や星8という形でレベル分けがされている。

星1から星4までは、そこまで難易度の差が大きくなく、スーパーマリオの1-1〜1-4くらいに思っていたのだが、星5から「あれ?」となりだす。

星6で「は?」となる。これ1-6じゃなくて6-1じゃね?

星7なんかもう最悪。現状星7はマジでクリア出来ない。意味が分からない。7-1ですらない。ここまでがスーパーマリオブラザーズ無印の話だったとすると、星7からはスーパーマリオブラザーズ2の7-1になってくる。

たぶんこの『どこかで急激に難易度に差が出てきだす』のは音ゲーあるあるなのだと思うが、マジで大概にしろよ。同じ星6でもほぼフルコンボできるのと全然叩けないのあるのおかしいだろ。

 

とまぁ、文句タラタラ言ってきたわけだが、友達と一緒にワイワイやる分には楽しいゲームである。ガチりだすとしんどそうだけども。

とりあえず当面の目標は、ヴァンパイアのおにをクリアすることだ。1週間に1回、2~300円くらいふらっとやる程度のモチベが続けばの話だが、楽しくやれるうちは良い趣味のひとつとしたい。

 

ではまた。

 

おまけ

今回の記事を書くにあたって、元音ゲーマーの多い『カス』のLINEグループで相談した時のスクショ

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(シャンクスは「ありがとう」という意味です)