どうも。NEO共産党所属の新進気鋭激アツ政治家、DESUGAです。
(このブログは現実に存在するいかなる名称・団体とも一切の関係がございません)
先日岸田首相によって発表された、10万円再給付。
のちに困窮している学生に対して広く給付するという方針に切り替わったが、しかし、その前案は「18歳以下のクソガキにばら撒く」というものだった。
僕なら10万円全額をヒリつくような熱いパチンコに全ツッパしてパチンコ業界を潤すことが出来るのに、まだパチ屋に入ることも出来ない赤子同然のションベンガキどもに配るとはどういう了見か。
DESUGAは激怒した。必ず、かの邪智暴虐の王を取り除かなければならぬと決意した。DESUGAには政治がわからぬ。DESUGAは、パチ屋の養分である。シンフォを打ち、源さんを打ち、海物語を打ち、『いつものラウンド』の2ラウンド目くらいに出てくるマリンちゃんにつつかれて「可愛い~」って言われてる8図柄の魚と遊んで暮らしてきた。
というわけで、政治が分からないなりに、日々忙しく政治をしたり頑張って政治をしたりご飯とおかずと汁物をバランスよく順番に三角政治したりしている岸田首相に代わって、このDESUGAが政策の立案をしてあげようというわけだ。
その立案というのが、これ。
『幸福税』
である。
岸田首相はどうやら、コロナ禍で大変な思いをしている子育て世代を応援する目的で18歳以下の被保護者に対しての給付を考えたようだが、
これは大きな間違いである。全くの逆!もぉ~~~~マジでバカ!チョ~バカ!こいつ絶対小学生の時鼻クソ食べてた!お道具箱とかバリ汚い!!
普通に考えて、「この人と一生涯生活を共にしたい」と思ってくれる異性がいる時点で、子育て世代なんてみ~~んな『幸福』なのである。
それを?日々パチンコで負けたりチンピラに金を騙し取られたり完結したらまとめ読みしようと楽しみにしていた漫画が永遠に休止したりと『不幸』尽くしの生活を送っている僕のような人間から巻き上げた税金から?10万円給付?
馬鹿も休み休み言え。
逆である!
ただでさえ幸福に満ちている子育て家庭に、さらに10万円という幸福をプレゼントしてどうするのだ。
逆なのである。こうするべきだ。
幸福な子育て家庭から10万円を没収し、パチンコしか楽しみのないような不幸な人間に再分配する
人は平等でなければならない。一票の格差是正、男女雇用機会均等法、全て平等という目標のもとに掲げられた問題への取り組みではないのか。
ならば、生きとし生けるもの全てが追い求める『幸福』こそ平等を目指さなくてどうする。
富の再分配。令和のねずみ小僧。令和の五右衛門。人生が充実している奴は金なんかなくても幸せなはずである。ならば、金と博打とオナニーにしか幸せを見いだせない僕みたいな奴にこそ金は与えられるべきである。
これが神聖NEO共産党党首DESUGAの繰り出す政策三本の矢、最初にして最大の一本。デスノミクスの切り札である。
さて、次に改善されなければならない社会問題とはなにか。
先述した通り、この世は平等でなくてはならない。ブリタニア帝国の王は人は平等ではないとかほざいていたが、そんな主張がSDGsの叫ばれるこの現代に許されてなるものか。
一本目の矢では、金銭面での不平等を解消した。
次に僕の打ち出す政策、それは……
コンビニの店員に「ありがとう」を言わない者には、その者の職業に応じて罰を与える
このコロナ禍において、「withコロナ」だの「ソーシャルディスタンス」だのと一緒に、広く叫ばれていた言葉がある。
それは、「医療従事者に感謝」。
日々数百数千と発生するコロナ陽性者に対応する医療従事者に対して、みんな感謝しようという馬鹿げた言葉だ。
僕に言わせれば愚かだとしか言いようがない。
テレビで、ネットで、医療従事者はこのコロナ禍に何を声高に主張していた?
「今は経済よりも医療を」、「病床確保を何より優先しろ」。
奴らにとっては飲食店や小売店たちの悲痛な叫びなどどうでもいいのだ。コロナ第一波、自粛要請に応じないパチンコ屋が公表された時、医療従事者を自称する者たが、SNSでここぞとばかりにパチンコ屋を非難している様を何度も見てきた。
たしかに医療従事者がコロナ沈静化に大きく貢献したのは事実である。しかし、コロナで大変な思いをしているのは医療従事者だけではないのだ。医療従事者らは、医療従事者という社会的に高い地位を利用して、パチンコ屋から居酒屋やバーや風俗店など、社会的にあまりいい顔をされない弱者たちを踏みにじる言説を唱えてきた。
社会的強者が社会的弱者を蔑ろにすることは許されてはいけない。なればこそのこの政策である。
多分この世で一番身分が低い職業はコンビニバイトだろう。安い賃金で、何十個ものタスクを覚えさせられ若い労働力が買い叩かれている。
社会的身分の高い者に限らず、コンビニの店員を自動ロボットのように扱い、無言で不機嫌そうに商品をカウンターに置いて買い物を済ませてありがとうも言わず退店していくことは褒められたことではない。
そこに罰則を設ける。コンビニバイトを雑に扱う行為を、正式に犯罪として認めるのだ。社会的身分の低い者たちがストレスを溜めずに働きやすい社会をつくる。それがこの政策の目的である。
とりあえず医者がこれに違反した場合は死刑。公務員は無期懲役。同じくバイトの身分で違反した場合は、その場で「めっ!」って言う。
なかなか良い社会が作られようとしているのではないだろうか。経済格差も職業差別もない、ユートピアが形作られようとしている。
この調子で、三本の矢最後の政策を発表しよう。
経済格差、職業差別を解消した次に着手しなければならない社会問題……それはもちろん、過密・過疎地の格差問題である。
過疎地、つまり田舎では言うまでもなく、若者不足によって近い将来に消滅する可能性が危惧されていたり。東京など人口の集中した都市部は都市部で、土地価格が上昇したり、保育園・幼稚園になかなか入れないなどの問題が発生していたり。先ほど軽く触れた一票の格差問題も、もとは地域によって人口に大きな差があることによる問題である。
しかし安心して頂きたい。この超神聖NEO共産帝国幕府第一代征夷大将軍・DESUGAは、この問題、そしてなんと他すべての社会問題を一気に解決しうる最大にして最強の政策を提案できる。
くらえ!!これがデスノミクス最後にして最強の矢だァーーッ!!
東京受胎
一昔前の時代に出たゲームで多くの悪役が目的として掲げていた、「世界を壊して新たな世界を創る」というアレの本当の意味が今分かった。
社会問題を全部解決しろ、という無理難題に真剣に向き合った結果、行き着く先はたぶんこれしかないのだ。
リセットである。
一応知らない人のために説明すると、『東京受胎』というのは、アトラスのRPG作品『真・女神転生Ⅲ ~Nocturne~』の冒頭で展開される破滅。簡単に言えば、世界のリセットである。
東京全体を巨大な卵子、人々の「こんな風に社会を動かしたい」という思想を精子として、終わった世界に『思想の受精』を起こし、新たな世界を誕生させる。これこそが東京受胎であり、この社会問題だらけの日本を救う唯一の手段である。
まぁ受胎の際にちょっぴりいっぱい人は死んじゃうかもしれないが、世界を救うためには瑣末事である。しゃーないしゃーない。ドンマイ。ええんやで。切り替えていけ。
というわけでデスノミクス三本の矢、いかがだっただろうか。他に類を見ない超絶有能政策として政治史に刻まれることは間違いないだろう。
よりよい社会を目指して、どうか次の選挙では真・超神聖NEO共産合衆国政府幕府第一代征夷大将軍兼世界大統領のDESUGAに清き一票をお願いします。
あ、そうだ。最後にいちおうもうひとつ政策を提案しておこうと思う。
嘘を嘘と見抜けるように、インターネットリテラシーの教育を小学生のうちから行わせる
ここまで散々やりたい放題バカみたいなことを書いてきたが、これだけはホントである。
具体的には、ここまで書いてきた内容を本気にしてしまうようなインターネット弱者、いわゆる情弱が少しでも減るように、ネットリテラシー教育を子供のうちから徹底してほしい。
これまでブログを書いてきて、いちばん綺麗にオチがついた気がする。それでは今日はこの辺で。